腰痛・足のしびれの鍼灸
61歳 男性 会社員
事故による、第二腰椎破裂、骨折の手術以後、以前からあったすべり症の症状も悪化し、腰痛と足先のしびれがひどく、通院し始めました。
3回目の施術ぐらいから歩行や立ち上がりが楽になりました。その後三年の間定期的に体のメンテナンスのため通院しています。
おかげ様で日常生活がとても楽になりました。
東洋医学の視点
高所からの自動車の落下事故にて腰椎を圧迫粉砕骨折した患者さんの例です。事故直後から両足前頚骨下部にしびれがあり、金具による固定具の除去術から回復してもしびれが残っていた。また腰痛のせいで姿勢がいつもやや前傾気味になり、大好きな社交ダンスも辛いとおっしゃっていました。もとからすべり症があり、その上腰椎が事故によって潰れてしまっているのでどこまで治るのか予後がまったく読めませんでしたが、治療には患者さん自信がややハリが苦手な様子だったので、お灸を多用した治療を中心としました。治療を重ねていくにつれ、思いのほか症状が緩和していったので本当に幸運な方だなと感じた症例でした。