邱雅昌先生との出会い 楊維傑氏の治療院にて見学をさせて頂いた当時、同様に楊維傑氏のもとへよく勉強に来られていた方がいた。2011年に「董氏奇穴実用手冊」を編著した邱雅昌先生である。沢山の見学者の中でも、当時楊維傑氏に特別 […]

邱雅昌先生との出会い 楊維傑氏の治療院にて見学をさせて頂いた当時、同様に楊維傑氏のもとへよく勉強に来られていた方がいた。2011年に「董氏奇穴実用手冊」を編著した邱雅昌先生である。沢山の見学者の中でも、当時楊維傑氏に特別 […]
楊維傑氏の臨床は確かに興味深いものではあったが、各患者がどういう状態にあって、何故その取穴をするのかといった理由や治療意義も教えてもらえず、先生が診察部屋から出てきてベッドに寝ている患者さんに数分間の治療を見学するために […]
楊維傑氏のセミナーの合間に週に2回ほど臨床見学を許して頂いた。 その臨床の流れはというと、患者が来院するとまず院長室に通され、10分ほど中で診察を受けると患者は隣の部屋のベッドに自ら移動し、患者が四組ほど揃うと先生が部屋 […]
調べた範囲での主だった主張をまとめてみるとー 李国政氏 董先生は大変に馬が好きで、奇穴名にも足駟馬、指駟馬、馬金水、馬快水等「馬」に因んだ名前が多く、そのため針法にも「馬」の字を当てた。馬は走るのが速いため、つまり即効性 […]
董氏奇穴の針法の特徴として以下の三点がある。 動気針法 牽引針法 倒馬針法 動気針法とは治療穴を刺激しながら患者に患部を動かしてもらう、或いは手を作用させたい患部に当てたまま刺鍼する。つまり信号(意識)を患部に集中させる […]
井村宏次先生の言う経絡治療の方法論とはいったいどういう意味合いなのか、多数の著作を持つ楊維傑氏のどの書籍を読んでそう思ったのかは今となっては不明だが、恐らくは代表作である「針灸経緯」第三章「経絡療法の多重応用」ー ①循 […]
経絡治療を勉強していた頃愛読した本がある。「伝統鍼灸治療法 池田政一著」である。 序文にこれまた学生の頃によく愛読したチベット医学、世界の民族医学研究家として知られる井村宏次先生が執筆しており、その中の一節に「経絡治療 […]