眼精疲労の鍼灸

眼精疲労の鍼灸


女性 44歳 自営

眼精疲労の鍼灸経過
眼精疲労の鍼灸経過

仕事で日ごろから細かい活字を長時間見ることが多いため、朝から目の奥が重く、どんより感が治りませんでした。自己流で目を温めたり、マッサージをしてみたりを繰り返していました。このままでは症状が重くなるばかりで悩んでいたところ、ホームページで王先生の治療院を見つけ通うようになりました。

目の近くに針を打つなんて想像しただけで痛そうなので、心配しておりましたが全く杞憂に終わりました。自分の目の上に鍼が刺さっていることを忘れてしまうほど、微細な感じです。なのでいつも治療中は本当にリラックスできて、院内に流れている心地よいジャズのBGMを聞いているうちにいつも寝入ってしまいます。そのうち寝言やイビキをかいてしまうのではないかと心配してしまうほどです。

王先生は東洋医学に精通されて博識な方なので、いろいろな体の悩みにも答えてくださり勉強になります。それでいてとても気さくで面白い先生なので、真面目なことから冗談まで幅広く対応してくださり、精神面でも癒されます。先生とお話することも治療院に通う楽しみの1つです。

王鍼灸治療院に通い始めてから1年が過ぎました。月に 1、2度通うペースを守ることで目の健康ばかりか体全体のメンテナンスにもなっています。王先生、これからもどうぞよろしくお願いします。★★★★★

 

東洋医学の視点


お仕事から目を酷使することが多く、20年ほど前からドライアイに困っていた方の症例です。眼科では正常眼圧緑内障と診断されており、合わせて先天的に網膜が薄いとも言われているようです。診察すると目がやや赤く、非常に肩こりが強く側頸部が特に硬いと感じました。側頚部の凝りは胆のうの経絡が通るエリアであり、また東洋医学では「肝は目に開竅する」といって、肝臓と目は共に深い関係性があるとしています。ドライアイや逆に風が目に当たると涙が出やすいのも肝臓の弱りと診ます。そこで肝臓を元気にするツボを治療に使い、同時に胆の経絡や首周りのコリを解すように治療したところ、目の疲れがかなり軽減したようです。

仕事柄がPCワーク中心の方、眼精疲労が強い方に鍼灸治療は本当に良く効きます。


横浜・王漢方鍼灸院