子宮筋腫と膝痛の鍼灸

子宮筋腫と膝痛の鍼灸

女性 43歳 医師

膝痛と子宮筋腫の鍼灸経過
子宮筋腫の鍼灸経過

約一年前より右膝の痛みがあり、体重も軽めで運動もしていない私には思い当たる原因もなく、整形外科でも異常なし、カイロや他の鍼灸院でも改善がなく困っていました。

インターネットの検索で王漢方鍼灸院を知り、「もしかして」と期待をして予約しました。

2回、3回と通う内にいつの間にか膝の痛みが軽減し、5回目以降ではごく軽い違和感のみです。

王先生の見立てでは子宮筋腫が関連しているのではないかとの事でした。10cmにもなる子宮筋腫を縮小させることは難しいようですが、膝の状態のキープのためと、体調維持のために2〜3週に一回の通院を続けたいと思っています。

 


右膝に痛みと違和感がある訴えて来られた患者様の症例です。

詳しくお話を伺うと子宮筋腫がある他、幼少から喘息症状、また最近になって夜間にトイレに3回も行くことがあり、その他目の下瞼が浮腫むというのも気になっているとのことでした。東洋医学的な観点から言えば、喘息をはじめ生殖器の症状、頻尿、目の下のクマや浮腫といった症状は、ほとんどが「腎」の弱りと関連性があるものばかりでした。しかし膝が痛いと訴えて来られた医師でもある患者様に、これは「腎」の弱りで、恐らく子宮筋腫との関係で骨盤のズレが影響していると思われるので婦人科関係から治療していきますと説明しても、果たして信じて納得して頂けるか不安でしたが、漢方薬にも造詣があったので直ぐにご理解を頂けました。

治療3回目くらいから膝の痛みが減弱し少しの違和感までに改善すると同時に、夜間三回あったトイレも朝方一回に減りました。その後も生理などの影響で何度か膝の痛みが出たりしましたが、治療する度に軽減を見ております。また持病の喘息もあまりひどい発作が最近起こらないとのことでした。

膝痛で整形外科に行ってもほとんど湿布と痛み止めを渡され、あとは筋力トレーニングかヒアルロン酸を注入しましょうという運びになりますが、膝が痛いといっても原因が膝にあるとは限らないことが日々の臨床上とても多くみられます。膝痛といっても全体を診て治療をすることがが大切だと改めて感じた症例でした。


横浜・王漢方鍼灸院

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