鍼灸と食事管理で血圧が安定
女性 56歳 会社員
王先生の鍼灸治療を受けるきっかけは重度の肩こりでした。首を動かすことも辛く、頭皮はコリの緊張で痛みを伴っていました。肩こりはもともと高めの血圧を上昇させ、耳鳴りを起こしました。同じ肩こりに悩む母から鍼灸治療を勧められ、インターネットで王漢方鍼灸院の充実したホームページにたどり着きました。王先生は最初に肩こりの状態を確認され「数ヶ月で治るでしょう。」とおっしゃいました。週に一回の治療を受け、三回目の治療で辛い肩こりが消えはじめ、身体が軽くなりました。あの時の喜びは今も忘れられません。治療開始から二ヶ月が過ぎる頃には肩こりの症状は消え、血圧も安定しました。
先生からは毎日の食事内容と健康が密接な関係であることも教えていただきました。「過剰な摂取が内臓を疲労させ、病気の原因となる。できれば夕食は控えめに。」とお聞きして実践すると、その通り体調が良くなります。現在は月に一回治療を継続し、お陰さまで辛い肩こり、血圧の急激な上昇もなく過ごしています。
王先生の鍼灸治療に感謝の気持ちで一杯です。
東洋医学の視点
重度の肩こりを訴えて来院された患者さまでした。肩と首を診させてもらうと本当にカチカチで筋肉が盛り上がり、さながらボディービルダーのようになっておりました。また首の骨の横のあたりに大きな腫れ物が出来ておりました。本人曰く、マッサージを受けたせいで出来物ができたとのことですが、お身体を詳しく診ると、舌の色は全体に蒼く、脈を診ると沈んで硬い脈状でした。顔も赤い感じがしたので、これは高血圧に伴うひどい逆上せが原因の肩こりで、出来物ができたのも上半身にいつも軽い炎症状態を作っているからだと診断いたしました。
このタイプの肩こりの方は、往々にして食べ過ぎが多く、性格的にもイライラしやすい傾向があるので、伺うと仕事場でのストレスが強く、そのストレス発散のため余計に夜になると食べ過ぎる傾向があると言うので、そのあたりの生活習慣を改善するように勧めながら、鍼灸にて逆上せを下げる治療すると短期間に肩こりが改善し、血圧が見事に下がりました。
鍼灸治療だけでは決してこのように上手くはいきません。思い当たる方は先ず食事習慣を改善してみてください。