エレベーター前の防火扉
「実は今度ヘッドマッサージを開店するんです!」って言うと、患者さんからはー
「え?どこか近くでされるんですか?」とよく聞かれます。
「いや、隣りに部屋があって、そこでやるんですよ!」って答えると、
「そんな部屋ありましたっけ?」と、ほとんどの方がエレベーターを降りた前に扉があることにあまり意識をされていないようでした。
王漢方鍼灸院が現在のところに引っ越すことに決めたのはワンフロアだという他に、扉が2つあることが最大の理由でした。2つ入り口があることで登録販売者の資格を取得し、所定の条件をクリアすると薬店が開業できるので、当初は隣りで漢方薬店を併設できたらと計画しておりました。しかし登録販売者を取得してから分かったのですが、鍼灸院で治療している間は薬を販売をしてはいけないとの法律があり、実用的ではないため、代わりとしてヘッドマッサージ業に方向転換を致しました。
しかしせっかく苦労して登録販売者の資格を取ったのですから、薬店の開業許可は取ろうと役所やら県庁やらへ何度も足を運び苦労して許可を取りました。その役所とのやり取りでも、まるで落語のようなすったもんだがありましたが、それはまた機会がある時に詳しく書くとして、とりあえず以下のイケてない防火扉を何とか出来ないかと奮闘致しました。

Hogushi-Artsのテーマは和モダンにしたので、扉もそれに合わせて「和」っぽくしようと、当初はふすま用の和紙を貼ってみるつもりでしたが、ホームズで探してもほとんどが日本家屋の寸法に準拠していて、この防火扉に合うものがありませんでした。
仕方がないので収納ボックスなどの補修に使う木材柄のフィルムを貼ることにしたのですが、iPhoneにフィルム貼るだけでも大変なのに、この大きさの扉に気泡を作らず果たして貼れるのかまったく自信がありませんでした。


途中、内側で作業している時にバタンとドアが閉まってしまい、ドアノブを外していたためにしばらく部屋に閉じ込められるハプニングに見舞われたり、裏面を貼っている時にシールが破れてしまい、慌てて閉店前のホームズにまた駆け込んだりと散々な目に会いましたが、何とか完成させることが出来ました!

ようやく終わったのは夜10時を回っていました。イヤ〜疲れました。。。明日は朝からまた治療です。
〜おまけ〜

